「もみじまつり」の2日目は昨日の雨も上がり、スッキリとした秋晴れとなりました。
聖徳殿から木曽川を見下ろす真下に早くも真っ赤に紅葉した「もみじ」が実に鮮やかでした。
講演に先立ち、松平山主から「このような形で講演会を開けることが出来て嬉しく思っています」とご挨拶がありました。
今日の「ひろ先生」のお話のキーワードは道元禅師の四摂法(ししょうほう)。
@布施(ふせ)・A愛語(あいご)・B利行(りぎょう)・C同事(どうじ)、という内容でした。
これが日常生活で気をつけなければいけない仏教の教えということです。
「布施」は上げる人の気持ちが大事。「相手に施すのではなく貰って頂く」「全てでなくこの程度しか上げれません」と考えること、
「愛語」は相手を思いやる言葉をかけること、「利行」は相手の為になることを成すこと、
「同事」は人は皆同じ・相手の立場になって行動すること、でこの4つが相互に関連した生き方をするのが仏教の教えと理解しました。
一言でいえば「ほんの少しだけ損をする」という生き方をしてくださいとの事でした。
講演が終わって、3名の方からひろ先生への「感謝」と「質問」があり先生からご回答をいただきました。
最後に松平山主より、事情が許せば来年もこの時期に「ひろ先生」の講演会を開催したいとお話があって講演会が終了しました。
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