縁起絵伝本体(本紙寸法 171p×158p)

継鹿尾山縁起原本 (絵伝と一対のもの)

絵伝絵巻(全18章)

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各章概説

  第一章
日本武尊ご誕生
  第二章
東征赴任途上の熱田逗留と橘姫との契り
  第三章
富士の裾野の遭難と草薙の剣の命名
  第四章
伊吹山中での遭難と日本武尊の逝去
  第五章
熱田の地名の由来
  第六章
日本武尊の霊が熱田より北山(犬山)へ飛来
  第七章
下野村の住人、寺沢増彦、当山へ鹿の狩りに入山
  第八章
寺沢増彦、鹿を射留めなかった理由を妻へ説明
  第九章
再度入山し、鹿を射たところ尾が切れ、
光物と一緒に天中へ上がる
  第十章
突然現れた二人の老翁より、
観世音へ帰依することを勧められる
  第十一章
熱田神宮から見知らぬ僧によって御神木が持ち去られる
  第十二章
寺沢増彦のもとを訪れた僧侶が、
増彦に千手観音像を刻むことを告げる
  第十三章
増彦は僧を北山(犬山)の岩穴へ案内し、
僧はそこで千手観音像を刻む
  第十四章
味鋺の渡しで、僧が北山で刻んだ仏像の木屑を川へ流す
(伝説・木屑のあと)
  第十五章
寺沢増彦が安置した千手観音像へ多くの人々が参拝に訪れる
  第十六章
天竺より来日した善無畏三蔵により、
寺号を継鹿尾山八葉蓮台寺と改号
  第十七章
善無畏三蔵の尽力により、
唐の皇帝から一切経を継鹿尾山蓮台寺へ授けられる
  第十八章
寂光院開山道昭和尚が唐より帰国のとき海が荒れたので、
海神を鎮めるため唐で受領した鍋を海中に投じて難を避けた

継鹿尾山縁起「お絵解き」公開について

2013年11月10日(日) お絵解き初公開
2014年11月9日(日) お絵解き再演
講師:長野市長谷寺・寺庭 岡澤恭子先生

絵伝の概要

「千の手」の画像をクリックするとPDFを表示します。

中日新聞(平成25年11月8日)に掲載


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